見慣れない「0570055877」という番号から着信があって、心臓が止まりそうになった——そんな方も多いのではないでしょうか。出るのも怖いし、無視して放っておくのも不安。督促状が届いても「総残高」という見慣れない言葉に戸惑った方もいるはずです。結論から言うと、この番号は信販会社ジャックス(JACCS)のコンタクトセンターが使う督促用の番号です。そして、放置すればするほど状況は悪化しますが、正しく対応すれば督促そのものを止める方法もあります。この記事では、着信の正体から今すぐできる対処法まで、順を追って解説します。
0570055877はどこからの電話?正体はジャックスコンタクトセンター
**0570055877(0570-055-877)は、信販会社ジャックスのコンタクトセンターが運用する電話番号です。**複数の電話番号検索サイトや司法書士事務所のサイトでも、ジャックスの支払督促用の番号として登録が確認されています。
知らない番号からいきなり電話がかかってきたんですが、詐欺じゃないんですか?怖くて出られませんでした。
0570055877はジャックスが実際に運用している正規の番号です。詐欺や架空請求ではなく、支払状況の確認や督促のための連絡です。ただし、正規の番号だからといって放置してよいわけではありません。次の章で理由を説明します。
この番号からかかってくる理由(支払督促・再振替を行わない仕組み)
ジャックスから0570055877で電話がかかってくる主な理由は、支払期日(27日)にカード利用料金の引き落としができなかった場合の督促です。
ここで注意したいのが、ジャックスは口座振替に失敗しても自動的な再振替を行わないという点です。他のカード会社では数日後に再度引き落としを試みるケースもありますが、ジャックスの場合は利用者自身が連絡し、振込などで支払う必要があります。「そのうちまた引き落とされるだろう」と放置していると、気づかないうちに督促が進んでしまうため注意が必要です。
督促状に書かれた「総残高」とは?読み方を解説
督促状(ハガキ)が届いた際、「総残高」という表記に戸惑う方は少なくありません。
「たまたま口座残高が足りず引き落としができなかったのですが、このハガキに書いてある総残高とはなんでしょうか?借金の残高で、あとこれだけの支払いが残ってるということでしょうか?」(出典:Yahoo!知恵袋)
「総残高」とは、今回未払いとなった金額だけでなく、契約全体の借入残高(今後支払う予定の分割・リボ払い残高も含む)を示す表記です。今回の督促額と総残高の金額が異なる場合は、その差額が今後の分割払いなどで残っているという意味になります。督促状を受け取ったら、まずどちらの金額を指しているのか落ち着いて確認しましょう。
出るべき?無視していい?対応別に起こること
「出るべきか、無視すべきか」で悩む方は多いですが、どちらを選んでも根本的な問題(支払いの遅れ)は解決しません。
| 対応 | 短期的な結果 | 注意点 |
|---|---|---|
| 電話に出て事情を話す | 一時的に猶予や分割の相談ができる場合がある | 支払える見込みがないまま約束すると再度延滞するリスク |
| 折り返す | 担当者と直接状況を確認できる | 感情的にならず、支払可能な金額を正直に伝える |
| 無視し続ける | その場はやり過ごせる | 再振替がない分、自分から動かない限り督促が進み続ける |
出るのが怖いので、しばらく無視しようと思っているんですが、それってダメなんですか?
無視を続けること自体が悪いわけではありませんが、根本的な解決にはなりません。督促は止まらず、次の章で説明するとおり段階的に厳しい対応に移行していきます。無視するなら「時間稼ぎ」ではなく「専門家に相談する時間に充てる」ことをおすすめします。
無視・放置を続けるとどうなるか(督促状→強制解約→一括請求→差し押さえの流れ)
督促の電話や督促状を無視し続けると、状況は次のように進んでいきます。
- カード利用停止:支払期日に遅れた時点でカードが利用停止になる
- 督促状の送付:支払いが確認できない場合、「総残高」を記載したハガキが届く
- 強制解約:3ヶ月以上の滞納や度重なる滞納が続くと、カード契約そのものが解約される
- 信用情報機関への事故情報登録(いわゆるブラックリスト):以後、他のカードやローンの審査に影響する
- 一括請求、支払督促・訴訟、差し押さえ:残債務の一括返済を求められ、応じなければ裁判所を通じた法的手続きに移行し、給与や財産が差し押さえられる可能性がある
ここまで進んでしまうと、他の借入れの返済にも影響が及ぶなど、生活への影響がさらに大きくなります。「まだ大丈夫」と先延ばしにしている間に、次の段階へ進んでしまうことも珍しくありません。だからこそ、督促電話や督促状の段階で早めに対応・相談することが重要です。
督促を止める方法|弁護士・司法書士に相談するとどう変わるか
督促を止める最も確実な方法は、弁護士・司法書士に債務整理を依頼することです。
依頼を受けた弁護士・司法書士がジャックスに「受任通知」を送付すると、その時点からジャックスは本人への直接の督促(電話・書面)を法律上行えなくなります。0570055877からの着信自体がなくなるため、精神的な負担も大きく軽減されます。ジャックスは古くから営業している信販会社のため、契約時期によっては過払い金請求の対象になっているケースもあります。
一人で抱え込む必要はありません。相談したからといって必ず借金が減るとは限りませんが、「督促が止まる」「今後の見通しが立つ」だけでも大きな一歩になります。
任意整理・自己破産・個人再生の違いと選び方(比較表)
督促を止めた後は、自分の状況に合った債務整理の方法を選ぶことになります。代表的な3つの方法を比較しました。
| 方法 | 主な効果 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 任意整理 | 将来利息のカットや分割回数の調整 | 収入が安定しており、元金の返済は続けられる |
| 個人再生 | 借金を大幅に減額(原則5分の1程度) | 住宅ローンを残したまま他の借金を整理したい |
| 自己破産 | 借金の返済義務が免除される | 返済の見込みが立たないほど困窮している |
どの方法が適しているかは、収入・資産・借入総額によって異なります。たとえば、ジャックス以外にも複数社から借り入れがあり返済総額が大きい場合は個人再生や自己破産が視野に入りますし、ジャックス一社のみで収入も安定している場合は任意整理で無理なく完済を目指せることもあります。まずは弁護士・司法書士に現状を伝えた上で、比較しながら決めることをおすすめします。多くの事務所では借金問題の相談を無料で受け付けており、相談したからといって必ず依頼しなければならないわけではありません。
よくある質問(Q&A)
Q. 0570055877からの着信を折り返さなかったら、その後どうなりますか? A. ジャックスは自動再振替を行わないため、折り返さないままだと督促状などの書面で連絡が続き、状況が動かないまま延滞が進みます。支払いが難しい場合は、折り返す前に弁護士・司法書士へ相談する方法もあります。
Q. 督促状の「総残高」と「今回のご請求額」が違うのですが、間違いですか? A. 間違いではありません。総残高は契約全体の借入残高、今回のご請求額は今回未払いとなった分を指すため、通常は金額が異なります。不明な点はジャックスに直接確認しましょう。
Q. 相談したら必ず債務整理をしなければいけませんか? A. 相談だけでも可能です。状況を伝えた上で、任意整理・個人再生・自己破産のどれが向いているか、あるいは他に方法があるかを一緒に検討できます。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法的アドバイスではありません。具体的なご相談は専門家にお問い合わせください。
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