見慣れない「0922615616」という番号から着信があって、心臓が止まりそうになった——そんな方も多いのではないでしょうか。オリコカードの支払いなのか、車のローンなのか分からず、車を持っていかれるのではという恐怖もあり、出るのも怖いし無視するのも怖い、という方もいるはずです。結論から言うと、この番号はオリコ(オリエントコーポレーション)の「福岡管理センター」が使う督促用の番号です。そして、放置すればするほど状況は悪化しますが、正しく対応すれば督促そのものを止める方法もあります。この記事では、着信の正体から今すぐできる対処法まで、順を追って解説します。
0922615616はどこからの電話?正体はオリコ「福岡管理センター」
**0922615616(092-261-5616)は、オリコ(株式会社オリエントコーポレーション)の福岡管理センターが運用する電話番号です。**複数の電話番号検索サイトや司法書士事務所のサイトでも、オリコの支払督促用の番号として登録が確認されています。
知らない番号からいきなり電話がかかってきたんですが、詐欺じゃないんですか?怖くて出られませんでした。
0922615616はオリコが実際に運用している正規の番号です。詐欺や架空請求ではなく、支払状況の確認や督促のための連絡です。ただし、正規の番号だからといって放置してよいわけではありません。次の章で理由を説明します。
この番号からかかってくる理由(カード・オートローン・家賃保証など)
オリコは、クレジットカードだけでなく、オートローン(車のローン)、家賃保証、学費保証など幅広いサービスを取り扱っています。そのため、0922615616からの電話も、どの契約についての督促なのかは人によって異なります。
共通する発信理由は、毎月27日の支払期日に指定口座から引き落としができなかった場合の督促です。まずは電話に出る前に、自分がオリコとどんな契約をしているかを思い出しておくと、話がスムーズに進みます。
オートローン滞納で車が引き揚げられる仕組み(所有権留保とは)
オートローンを利用している方が特に注意すべきなのが、「所有権留保」という仕組みです。ローンを完済するまで車の所有権はオリコにあり、車検証の所有者欄にも「オリコ」の名前が記載されています。
「自分以外が所有権の車は残金を精算しないと売却できないですよね?大手の買取業者のホームページで『ローンが残っていても売れる!』と謳っていたりしますが実際に売却できた方おられるのでしょうか?」(出典:Yahoo!知恵袋)
滞納が2〜3ヶ月ほど続くと、督促の電話で「このまま支払っていただけない場合は車を返却していただきます」と伝えられ、書面で「車両引渡請求書」が届くこともあります。ここで注意したいのは、車を引き揚げられても借金がなくなるわけではないという点です。引き揚げた車の売却額が残債を下回れば、その差額は改めて一括請求されます。
出るべき?無視していい?対応別に起こること
「出るべきか、無視すべきか」で悩む方は多いですが、どちらを選んでも根本的な問題(支払いの遅れ)は解決しません。
| 対応 | 短期的な結果 | 注意点 |
|---|---|---|
| 電話に出て事情を話す | 一時的に猶予や分割の相談ができる場合がある | 支払える見込みがないまま約束すると再度延滞するリスク |
| 折り返す | 担当者と直接状況を確認できる | 感情的にならず、支払可能な金額を正直に伝える |
| 無視し続ける | その場はやり過ごせる | 督促は止まらず、車の引き揚げなど次第に厳しい対応へ移行する |
出るのが怖いので、しばらく無視しようと思っているんですが、それってダメなんですか?
無視を続けること自体が悪いわけではありませんが、根本的な解決にはなりません。督促は止まらず、次の章で説明するとおり段階的に厳しい対応に移行していきます。無視するなら「時間稼ぎ」ではなく「専門家に相談する時間に充てる」ことをおすすめします。
無視・放置を続けるとどうなるか(通知書→車両引渡請求書→一括請求の流れ)
督促の電話を無視し続けると、状況は次のように進んでいきます。
- 引き落とし不能の通知書送付:支払期日に引き落としができなかった旨と、次回の再引き落とし日(翌月12日頃)が記載された書面が届く
- 督促電話・督促状:再引き落としも失敗すると、電話や書面での督促が本格化する
- 車両引渡請求書の送付(オートローンの場合):滞納2〜3ヶ月ほどで、車の返却を求める書面が届く
- 一括請求、支払督促・訴訟、差し押さえ:残債務の一括返済を求められ、応じなければ裁判所を通じた法的手続きに移行し、給与や財産が差し押さえられる可能性がある
ここまで進んでしまうと、車を失った上に借金だけが残るなど、生活への影響がさらに大きくなります。「まだ大丈夫」と先延ばしにしている間に、次の段階へ進んでしまうことも珍しくありません。だからこそ、督促電話や通知書の段階で早めに対応・相談することが重要です。
督促を止める方法|弁護士・司法書士に相談するとどう変わるか
督促を止める最も確実な方法は、弁護士・司法書士に債務整理を依頼することです。
依頼を受けた弁護士・司法書士がオリコに「受任通知」を送付すると、その時点からオリコは本人への直接の督促(電話・書面)を法律上行えなくなります。0922615616からの着信自体がなくなるため、精神的な負担も大きく軽減されます。オートローンの場合でも、車を引き揚げられる前に相談することで、分割払いの見直しなど選べる選択肢が広がることがあります。
一人で抱え込む必要はありません。相談したからといって必ず借金が減るとは限りませんが、「督促が止まる」「今後の見通しが立つ」だけでも大きな一歩になります。
任意整理・自己破産・個人再生の違いと選び方(比較表)
督促を止めた後は、自分の状況に合った債務整理の方法を選ぶことになります。代表的な3つの方法を比較しました。
| 方法 | 主な効果 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 任意整理 | 将来利息のカットや分割回数の調整 | 収入が安定しており、元金の返済は続けられる |
| 個人再生 | 借金を大幅に減額(原則5分の1程度) | 住宅ローンを残したまま他の借金を整理したい |
| 自己破産 | 借金の返済義務が免除される | 返済の見込みが立たないほど困窮している |
どの方法が適しているかは、収入・資産・借入総額によって異なります。たとえば、オリコ以外にも複数社から借り入れがあり返済総額が大きい場合は個人再生や自己破産が視野に入りますし、オリコ一社のみで収入も安定している場合は任意整理で無理なく完済を目指せることもあります。なお、オートローンを任意整理の対象に含めると車を手放すことになる場合が多いため、車を残したいかどうかも含めて弁護士・司法書士に相談しながら決めることをおすすめします。多くの事務所では借金問題の相談を無料で受け付けており、相談したからといって必ず依頼しなければならないわけではありません。
よくある質問(Q&A)
Q. 0922615616からの着信を折り返さなかったら、その後どうなりますか? A. 折り返さなくても督促自体が消えるわけではなく、書面や別の電話で連絡が続くのが一般的です。支払いが難しい場合は、折り返す前に弁護士・司法書士へ相談する方法もあります。
Q. 車を引き揚げられたら借金はなくなりますか? A. なくなりません。引き揚げた車の売却額が残債を下回れば、その差額は改めて一括請求されます。車を残したい場合も含めて、早めに専門家へ相談することをおすすめします。
Q. 相談したら必ず債務整理をしなければいけませんか? A. 相談だけでも可能です。状況を伝えた上で、任意整理・個人再生・自己破産のどれが向いているか、あるいは他に方法があるかを一緒に検討できます。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法的アドバイスではありません。具体的なご相談は専門家にお問い合わせください。
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